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太陽の塔

太陽の塔は、大阪万博のテーマ館のシンボルとして建造され、
万博終了後も引き続き万博記念公園に残された。岡本太郎
の代表作の1つである。塔の高さは65m、底の直径は
20m。未来を表す上部 の黄金の顔、現在を表す正面
胴体部の顔、過去を表す背面に描かれた黒い顔の3つの
顔を持つ。内部は空になっており、「生命の樹」と呼ばれる
巨大なモニュメントが中心に位置している。万博開催中はパビ
リオンのひとつとして塔の内部に入ることができ、さながら胎内
巡りの様に音楽やナレーションを聞きながら鑑賞するという趣向になって
いた。このほか、地下空間も設けられており、そこにも「地底の太陽」と
呼ばれる第4の「顔」(直径3m)が設置されていた。ただし、生命の樹同様
万博終了後は閉鎖され、1993年を最後に様々な処理のドサクサで行方不明
となってしまった。2009年には、40周年事業の一環として再展示することを
目指したが、 EXPO'70パビリオンの開館には間に合わなかった。現在も手がか
りとなる情報はなく、引き続き情報提供が呼びかけられている。「太陽の塔」という
名前の由来命名は大阪万博テーマ館サブプロデューサーであったSF作家の
小松左京で(テーマ館プロデューサーは岡本太郎)、丹下健三による大屋根をぶち
抜いた塔の模型を見て「『太陽の季節』みたいだ」と感想を述べたのを岡本太郎が
気に入ったからだそうです。